産業・工業機器分野における
特殊印刷のエキスパート
株式会社技光堂
- 株式会社技光堂 執行役員
- 佐藤英則さん
板橋区に本社を構え、創業60年の歴史を誇る株式会社技光堂。シルク印刷やシール印刷、インクジェット印刷などの印刷技術を用いて、産業機器や工業機器の操作パネルの主にスイッチシートなどを製造している。と言われてもなかなかピンと来ないかもしれないが、実は日常生活で使用する家電製品、例えば洗濯機や炊飯器、電子レンジなどの操作部分に貼付され、私たちの生活の利便性や安全性を見えないところで支えているのだという。また、独自の特殊印刷を用いて開発した新製品「METALFACE」は多くの企業からも引き合いも増え、うれしい悲鳴をあげる執行役員の佐藤英則さんに話を聞いた。
金属のように見えるが光を通す
特許取得の「METALFACE」
弊社は、金属調印刷や立体帳印刷など、独自の印刷技術を強みとしています。特に、近年開発した「METALFACE」は、金属のような外観でありながら、光や電波を透過しタッチ操作も可能な特性をもつ新素材の製品です。この「METALFACE」は入退室管理システムのカードリーダーパネルとして量産されています。一見すると普通の金属パネルですが、人感センサーに反応すると「カードを当ててください」という操作案内やその日の天気情報などが表示されるインターフェースを実現しています。
見えないところで
人の安全を守る印刷技術
当社の主力となる製品は、主に電気製品の背面に貼付されている注意・警告ラベルです。「手を挟む危険があります」「感電の恐れがあります」などの注意・警告警表示を通じて、製品を使用する際の事故を未然に防ぐことで、人々の安全を守っている重要な役割を担っていると考えています。外からは見えない場所ではありますが、人々の安全を守るために必要な製品だと自負しております。
顧客が満足いく製品を作るために
チャレンジし続ける
当社は、社長のリーダーシップのもと、チャレンジ精神を大切に、常に新しいことに挑戦し続けています。全くの0の状態から1に、お客さまに満足いただける製品まで作り上げることができる開発力が当社の強みだと考えています。今後は、当社の印刷技術を最大限に活かした「METALFACE」のより広く市場に展開させるとともに、事業領域を他業種へも拡大し、中小企業から中堅企業への飛躍を目指してまいります。
株式会社技光堂
〒175-0000
東京都板橋区板橋2丁目15番3号
公式WEBサイト：
https://www.gikodo.co.jp