環境環境
萩野 源次郎さん萩野 源次郎さん

世界から注目を集める
銅合金のスペシャリスト企業

大和合金株式会社

代表取締役社長
萩野 源次郎さん
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大和合金株式会社は、1941年の会社設立以来、銅合金に特化した材料の製造に、ただひたすら取り組んできた。銅合金とは、純銅にアルミや鉄など、さまざまな元素を微量加えることで機能を高めた材料。100種類以上にも及ぶ銅合金は、自動車から船、飛行機、ロケットなど多岐にわたって使われているという。「当社の強みは少量でもどんな特殊な銅合金でも0から作り上げられること。日米欧など7つの国・地域が参加するITER(国際核融合実験炉)にも当社の銅合金は使用されている」と代表取締役の萩野源次郎さんは胸を張る。
※環境負荷が少なく持続可能なエネルギー源の一つである核融合の実証実験

ITER

過酷な条件に耐えうる
特殊銅合金部品がITERに採用!

当社の特殊銅合金はITER(国際核融合実験炉)の冷却に関わる重要な部品の一部として採用されています。過酷な使用条件に耐えうる製品にすべく長い時間をかけて試行錯誤を繰り返し出来上がったこの部品は、ダイバータを構成する冷却管の部品となりました。ここで編み出した技術はこれからの核融合にも生かされていきたいですし、ロケットや鉄道などの分野においても出し惜しみすることなく役立てていきたいと思っています。

私たちができること

お客様の要望を叶えるために
私たちができること

当社は、金属を溶かしたり熱処理をしたりするための炉でガスや重油を燃やしていますから、当然CO2も排出することになります。しかし排出するだけでなく、ペルーや中国などの植林活動で排出総量を減らす取り組みをしている都市ガスを利用したり、太陽光などの自然エネルギーを使った電力やカーボンオフセット付きのユニフォームを使用したりするなど、資源を使うだけでなく還元もできるように心がけています。

イノベーション

ダイバーシティで
イノベーションを起こし続ける

会社を経営するうえで大切にしていることは、社員が生き生きと何でも言い合えるような環境、雰囲気を作ることです。そのうえで、当社の強みでもある開発力を強化、イノベーションを起こし続けられるような組織にしたいと思っています。そのためにも、外国人を採用するなど、ダイバーシティ、つまりバックグラウンドや価値観の違う人たちが集い、おもしろいものが生み出せる環境を整えていきたいと考えています。

大和合金株式会社

〒174-0063
東京都板橋区前野町2-46-2

公式WEBサイト:
http://www.yamatogokin.co.jp/