ハードウエア、ソフトウエアを
融合した技術をDXに活用

株式会社ロビット

最高経営責任者兼最高技術責任者

新井雅海さん

ものづくりが好きな学生が集まって2014年に起業した株式会社ロビット。ある社員の「朝、起きられない」という悩みを解決すべく開発した“めざましカーテン mornin' ”。スマートフォン上の専用アプリに時間を設定すると、カーテンレールに装着した“mornin' ”がカーテンを押し開いていく。「目の前の課題だけでなく、より多くの人の悩みを解決する方法を常に探っている」という同社の理念そのものだ。「これからもハード、ソフト両面からお客様のDXをお手伝いしたい」と最高経営責任者兼最高技術責任者新井雅海さんは未来を見据える。

異なる技術を組み合わせたソリューション作り

当社は2014年に起業後、スマート家電である“めざましカーテン mornin' ”を開発・発売しました。現在は、外観検査を自動化する“TESRAY”、野菜のカットなどを自動化する“CUTR”という二つのソリューションを提供させていただいています。ハードウエアやソフトウエアのさまざまな技術を深く組み合わせたり、融合させたりすることで、もっとおもしろいことができるのではないかという思いを根底に、ソリューションを作ることを大切に考えています。そしてこれらの文化や土壌をしっかり維持していきたいですね。

真の課題を見極め、我々の技術で解決する

自分たちが本当に困っている悩みを、より一般化、本質をついたものに変換し、ソリューションを開発する。また、さまざまな現場に出向き、見たり経験したりすることで得られる情報のなかから、皆様が本当に困っていること、世の中にとっての大きな課題を、我々の技術で解決させていただいています。例えば、外観検査をする“TESRAY”や野菜のカットなどを自動化する“CUTR”は、工場で働く方の過酷で単純な作業から解放、より付加価値の高い環境をご提供できているのではないかと思います。

さまざまな技術・ソリューションを活用し、DXを実現

現在外観検査や野菜を切るというソリューションを提供させていただいていますが、そこにはまだまだ我々の技術が応用できる範囲は残っていると思います。そこに加えて、お客様の課題をしっかり見極め、最適なDXは何かを考え、お手伝いする。また当社は、ものづくりを楽しむという観点で起業した会社ですから、常に新しい技術を取り入れながら、新しいソリューション・機能を開発し続けていきたいと考えています。