スタートアップ企業が目指す
「悲しい自動車事故の削減」
マーベルオートサービス株式会社
- 代表取締役
- 立花祥宏さん
2018年3月に創業、今年(2024年)で7年目を迎えるマーベルオートサービス株式会社。法人向けにドライブレコーダーの映像を活用した事故削減サービスの提供、フォークリフト用の安全機器の設計・製造・販売を手がけています。代表取締役の立花祥宏さんは、自動車業界での勤務経験から、悲しい自動車事故の削減に取り組む企業が少ないことに着目、その課題解決の必要性を感じて起業に至ったと言います。さまざまな困難に直面しても、次々と革新的なビジネスモデルを構築するスタートアップ企業の目指す先にあるものは?
自動車映像解析サービスは、誰が見ても同じ評価が得られるように評価のばらつきをなくす仕組みを構築しました。映像を基にドライバーの運転を分析し、ドライブレコーダーで撮影された映像をもとに、ドライバーの運転行動を詳細に調査。その行動の数や種類を分析することで、ドライバーが抱える事故リスクを評価するというものです。ご利用いただいているお客さまのほとんどは法人、そのうち8割が上場企業とそのグループ会社です。
フォークリフトサービスに関しては、事故を未然に防ぐための安全機器の開発を主な業務としています。自動車の解析サービスは、車両が動かない限り発生しないサービスですが、コロナ禍における自粛により多くの企業が一斉に運行を停止、弊社も全く仕事がない状況が続きました。しかし、お客様からフォークリフトにおける作業事故の対策を講じたいという要望をいただいていたこともあって、その期間にフォークリフトの機器開発を開始することができました。
自動車事業に関しては、コロナを契機にお客様の安全運転教育の方法が大きく変化しました。集合教育の機会は大幅に減少し、eラーニングが主流となりつつあります。これらの変化に対応するべく、弊社もeラーニングに注力していく所存です。また、たくさんのお客様からのフォークリフトの多様な機器に関するご要望、ご相談に応える形で、年に2回程度のペースで新商品を開発していく予定です。
マーベルオートサービス株式会社
〒174-0000
東京都板橋区舟渡1-15-15 クレエ浮間舟渡702
公式WEBサイト:
https://marvelas.net/