業務効率化からエネルギー削減まで
GXを牽引する企業の取り組みとは
株式会社クレアビジョン
- 営業本部 営業部長
- 能勢山健さん
2008年に板橋で創業した独立系システムインテグレーターである株式会社クレアビジョン。主に製造業の顧客を対象に、計測制御をキーワードにしたソフトウェアを提供している。「当社が開発するシステムは、業務効率化だけでなく、データの見える化によって無駄を明確化、エネルギーの削減、省エネに貢献している」と営業部長の能勢山健さんは胸を張る。GX（グリーントランスフォーメーション）を牽引する企業が次々と産み出すシステム、取り組みに大きな期待が寄せられる。
GXにこだわる企業の３つの強みとは？
弊社の強みは主に3点あると考えています。一つ目は、クラウドからサーバーのソフト、PLC（Programmable Logic Controller、製造業における設備や機器の制御装置）まで、システムの上位から下位までを弊社エンジニアが開発できること。二つ目はハードウェアやセンサー、顧客の工場内電力に関する業務知識を踏まえたうえでシステム構築できること、三つ目は受託開発を基盤としながら同時にオリジナルパッケージソフト開発を進めていることでしょうか。
見える化により無駄を洗い出し
設備制御でエネルギーの削減、省エネに貢献
当社のシステムを導入したことで、手動で行なっていたデータ収集の工数が減ったというお声をよくいただきます。またグラフやレイアウト図を出力するなどデータの見せ方を工夫、「見える化」したことにより、これまで隠れていた「無駄」に対してさまざまな取り組みを試みるきっかけにもなっているようです。実際に当社のシステムによって、設備を制御、コントロールすることで、使用エネルギーの削減、省エネに貢献できたというご報告もいただいています。
電力が不足する企業の情報と
供給可能な企業を繋ぐ仕組みを構築
当社はこれまでも、風力発電所の風車からデータを収集するソフトと通信、集計・表示するなど、発電所の見える化に貢献してきました。しかし一方で、太陽光発電所や風力発電所が増えたことで電力会社内の需給バランスも崩れてきています。すでにさまざまな企業が自社の余った電力を電力会社に供給するなどに取り組んでいますが、当社では新たに電力が不足している企業と各社が保有する発電機を使って電力を供給可能な企業を繋ぐ仕組みづくりに取り組んでいきたいと考えています。
株式会社クレアビジョン
〒173-0004
東京都板橋区板橋1-42-13 大佳板橋ビル７階、８階
公式WEBサイト：
https://clairvision.co.jp