ハード、ソフト両面から、
全ての人の健康をサポート

株式会社タニタ

取締役

長澤淳也さん

2024年1月、創立80周年を迎えた株式会社タニタ。主に体重計や体組成計、歩数計などの機器を製造している。体重計を最初に作ったのは1959年。約65年の実績をもつ。また最近は、ヘルシーな食を提供する「タニタ食堂」や「タニタカフェ」、女性向けフィットネスサービス「タニタフィッツミー」などリアルサービスやWEBサイトでの情報発信、そしてデータを管理し継続的に使うための健康アプリと、健康をはかるためのハード機器と健康をつくるためのサービスを2軸に事業を展開する。取締役の長澤淳也さんがタニタの目指す「健康づくり」について熱く語った。

赤ちゃんから高齢者まで。
ニーズに寄り添った商品を目指す

当社は、赤ちゃんから高齢の方までそれぞれのニーズに寄り添った商品を作ることを心がけています。授乳量がはかれる体重計や、体重に占める脚の筋肉量の理想とする割合と今を比較した値、脚点（脚部筋肉量点数）を判定したり、測定値を読み上げたりする体組成計など、きめ細やかな商品を展開しています。

地域住民との交流を大切に。
30年続く「ふれあい祭り」

当社には「変化を大切に同じところにとどまらない。前の年より一つでいいから変化をつけよう、改善しよう」という文化が根付いています。また、本社のある板橋の地域貢献や住民との交流をとても大切にしており、30年にわたって毎年当社の広場で行っている「ふれあい祭り」には、たくさんの住民の方が模擬店やクイズなどを楽しみに参加してくださっています。

健康習慣を続けるための
仕組みやサービスを目指して

今後はさらにきめ細やかに、お客さまお一人おひとりの立場を考慮して、例えばハード機器だけではなく、アプリや通信機能などのサービス面、また、長く健康生活を続けていただけるような仕組みやサービス、情報提供などに力を入れて、継続が苦手な方をサポートしていきたいと考えています。また、国内のみならず、海外への展開も視野に入れてまいります。