『カレーパングランプリ2024』金賞受賞
板橋に根付く老舗ベーカリーの歩み

株式会社マルジュー

常務取締役

西野慎さん

東武東上線大山駅の南口改札を出ると、どこからか漂ってくるおいしそうなパンの匂い……。その先にあるのはマルジュー大山本店だ。「昭和26（1951）年に、「丸十ぱん店」から暖簾分けし創業したのが現在のマルジューです」と話すのは、常務取締役の西野慎さん。それから73年、仲宿店からスタートしたマルジューは、大山本店、板橋駅前店の３店舗となり、「コッペパンの元祖」丸十パンから引き継いだコッペパンシリーズ、カレーパンを始めとする焼き立てにこだわったおいしいパンは、地域の人から愛され続けている。

店頭に並ぶ、出来立て、
焼き立て、揚げ立てのパン

弊社の経営理念である「食で喜びを作り、食で幸せを提供する」をモットーに、お客さまのご意見に真摯に耳を傾けながら、常においしいパンをご提供できるように、常に新しいメニューを開発、作り続けています。特に出来立て、焼きたて、揚げたてにこだわり、店頭には常時100種類以上のパンが並んでいます。お気に入りのパンの焼きあがり時刻を狙ってご来店くださるお客さまも少なくありません。

カレーパン、クリームパン、コッペパン
人気商品の変わらぬこだわり

マルジューで人気第1位を誇る「コク旨マルジューカレーパン」。オリジナル配合のカレーは毎日、店舗の厨房で仕込んでいます。『カレーパングランプリ2024』焼きカレーパン部門では「ごろごろシーフード焼きチーズカレーパン」が最高金賞、揚げカレーパン部門では「コク旨マルジューカレーパン」が金賞を受賞いたしました。これも応援してくださっているお客さまのおかげと感謝しております。

これまで支えてくれた
板橋の地とお客さまのために

板橋宿は、江戸期には中山道の最初の宿場町として賑わったそうです。この情緒豊かな場所で73年もの間営業を続けて来られたのは、地域のお客さまのおかげです。これからも、大山本店を始めとする現店舗をブラッシュアップしながら、社員教育にも力を入れ、新たな店舗の開店を目指します。と同時に、これまで支えてくださった板橋、そしてお客さまのためにも、さまざまな地域貢献をしていきたいと考えております。