時代と共に変化する出汁の原材料
変わらないのは原材料への目利き
うつぼや池田食品株式会社
- 代表取締役
- 池田武文さん
1934年の創業当時は、蕎麦屋にかつおぶしを削って卸していたといううつぼや池田食品株式会社。しかし時代の流れと共に、かつおぶしだけでなく煮干し、昆布、しいたけなど料理の出汁に使う原材料も変化。合わせて提供形態も粉砕したり、パックにしたりと、製造、販売する商品も多様化、販売先も多岐に渡る。そのために必要なことは原材料に対する目利き。納入先は大手食品工場から町の飲食店まで。「皆さんもきっとどこかで私たちの製品を一度は口にしたことがあるはず」と、代表取締役の池田武文さんは話す。
お客様のニーズやウォンツに対してきめ細やかに対応するためには、原材料の仕入れに対する目利きが重要だと考えております。当社の工場は、自社工場としては東京都で最大規模、また板橋区内に構えていると言う地の利もありますから、営業が持ち帰ったお客様、消費者からのご意見、ご要望にすぐにお応えすることができます。その対応力が当社の何よりの強みだと自負しております。
出汁は本当にたくさん種類がありますが、基本はかつお出汁でしょうか。できれば料理や季節によって出汁を変えることをお勧めします。例えば、暑い日食べる素麺にはかつお出汁が合いますし、寒い時期の温かい鍋やそば、うどんにはサバ節をつかうとおいしいですよ。またラーメンの出汁には煮干しを使うことで、よりおいしさが増すと思います。みなさんもぜひいろいろな出汁を試してみてください。
今後は、仕入れの強化、製造の丁寧さ、在庫の管理、販売管理、営業すべてにおいて、奥深く、よりレベルアップしてがんばっていきたいと思っています。また、さらなる業務拡大を目指します。これは単に売り上げを考えての拡大が目的ではありません。業務拡大することによって、仕入れを安定させ、当社の業務に携わるすべての人々が安心して働ける環境を整え、安定を生み出してまいります。
うつぼや池田食品株式会社
〒175-0081
東京都板橋区新河岸1-6-7
公式WEBサイト:
https://www.utsuboya.jp